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2006年5月17日 (水)

中銀カプセルタワービルとメタボリズム

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18:30から京橋INAXで黒川紀章の講演。

首に黒いスカーフをし、小柄な体に大きなスーツを着て、黒川さんが会場へ入ってくる。

スーツの下は黒Tシャツに白いサスペンダーという、なんともハイファッションな出立ち。

私達は前から二番目で、青いシャツに青い靴下を履く手塚さん(建築家)の後ろで講演を聴く。

タイトルは「中銀カプセルタワービルとメタボリズム」だが、内容はもっと広く、戦後から今日に至るまでの黒川さんの活動についての話を聴く。

黒川さんの話し方は穏やかで、けれども情熱的で、そしておもしろい。

心の深いところまで、頭の深いところまで、自然と染みこんでくる。

宗教観や、生物学、物理学、歴史、音楽など多岐に渡る分野から、今までの人類が歩んできたものを理解し、整理し、建築に反映させようとする姿勢が素晴しかった。それでこそ建築家だと思う。

彼は現在72歳。

そして今が自分の人生で最高の時だとうれしそうに話していた。

肉体は衰えても、想像力に老いなど存在しないのだ。

1960年代と同じように再び建築の世界は熱くならないか。

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